今回も長文です、ひそかに絶対に知っておくべきお話
毛髪化学やケミカルの間違った風習など
第二弾は季節もので一つ!!
冬にかけて髪の乾燥、広がりでお悩みの方で
これからの時期に多いご質問ですが、、、
このお悩みで縮毛矯正やストレートパーマを希望される方にまず最初にお話してる事ですが
上記の2つのメニューでは乾湿が原因の広がりは直りません。
はぁ?
と、驚きの方に美容師としてもお客様側でもわかりやすく説明します。
先に誤解のないように縮毛矯正もストレートパーマも悪い施術じゃございません
スタイル希望や目的とするお悩みを解消するツールです。
が季節的な乾湿の広がりは改善されません。
では逆になんで季節的に縮毛矯正やストレートが効果的に思えるのか?
と考えて下さい。
じゃ施術目的はなんですか?
もともと真っすぐな方でも季節的な乾湿で広がります(笑)
縮毛矯正アイロンストレートの縮毛、縮毛とは縮れた毛です
アフリカなど赤道直下の日差しの厳しい場所で熱などから頭を守るため
環境に順応するように変化したわけです。
ロシア人の鷲鼻は冷たい空気を吸気時に肺までに届く距離を少しでも長くなるように、、、、
とか地域によって人は環境に順応するためにそうなった訳です。
で日本人のくせ毛の大半は波状毛、捻転毛です。縮毛も割合は少ないっす!!
波状毛→ 捻転毛→ 縮毛 以下参照
厳密にいうと皆さんそれぞれ癖は多かれ少なかれあります。
100%直毛の方は見たことありません。
極端な話、直毛だってクセの一つです。
そもそもそれらの縮毛やらうねりのある髪をストレートにする技術が縮毛矯正なんです!
縮毛矯正はアイロンを使いますよね?
髪の広がりはダメージや空気の乾湿で髪の水分油分のバランスが崩れ広がるわけなんです。
で?
髪はタンパク質で形成されております。
健康な髪が生卵と考えてください!て例え聞いたことあると思います。
とてもわかりやす例えです。
じゃあ熱を加えるとどうなりますか?
茹で卵になります。
タンパク質が変性し硬く凝固します
じゃ生に戻りますか?
戻りません!!
濡れた髪60℃以上になると髪の変性は始まります、
乾いた髪なら120℃以上で変性を始めます。
じゃどうやって乾湿での広がりをおさえるのか?
お客様には常々お話しさせていただいてますので割愛させて頂きます。
で、要は熱処理毛は硬くなるわけです、変性すると切るまで戻りません。
そもそも縮毛やうねりのある髪を薬剤と熱のアイロンでプレスして
ねじれを矯正してストレートにする技術なわけです。
じゃあ、、、乾湿の広がりは、、、おさま、、、らna
て事なんです!!
広がりを抑える目的でしてるつもりが、、、逆に髪の水分油分のバランスを壊す原因となり
乾燥しやすくなるわけです、死滅細胞とはいえ髪は水分を欲しがります
で広がります、、、
あらら(笑)
おまけにと言うか、当然ですが熱処理毛は変性までしなくともホームケアをより必要としてしまいます。
そうなんです広がりを抑える用途じゃないんですおまけにしっかりケアしないといけなくなるわけです。
だって縮毛を矯正して真っ直ぐの髪にするストレートデザインが目的なんですもん(笑)
熱処理毛やヒートダメージにはアルガンなどのケア剤がよろしい話はまた今度何なら縮毛以外の弱めのくせ毛はカットで収まるようにするのが我々美容師さんだと思うんです。
縮毛じゃないでしょ?
施術した髪はストレートな訳ですコテで巻いても
カールが取れやすいのも当然です。
縮毛やうねる髪をストレートにする目的で作られた薬剤と
アイロンで熱を加えてプレスするわけなんですから!!
アフリカやヨーロッパとか湿度の少ない国では広がりは気になりませんが
日本のように寒暖、乾湿のある国で縮毛矯正で広がりを抑えれる訳がないです。
髪のストレートデザインを作るのが縮毛矯正です。
僕は自身ストレートデザイン希望の方以外進めた事はないです。
美容師さんであればよほどの縮毛でお悩みでない限りすすめないです。
処理毛は切るまでストレートデザインです。
パーマも結合が異なるためあたりません
カラーもムラの要因になります。
でもストレートが目的のメニューですからもちろん
それをお望みの方にはもちろん施術します。
じゃあなんで時期的にプッシュするそんな風習に?て話ですよね
いまだにチェーン店やら昔ながらのお店などは
こぞってホッ○ペッパーやらのクーポンやその他広告が出る頃でしょう。
広がりを抑えれないのにそんな習慣になったのか?
それはもちろん
単価が高い上に広がりが収まると言うと勧めやすいですからね!
それがよいとされる習慣になってしまったんでしょうね!
商売上手ってことなんでしょう、、、
髪デザインやダメージ云々より商業美容な訳なんです。
翌日お風呂から上がって
やっぱり自分のやり方が悪いから広がるんだなんて思わないでください。
ストレートは残ってるはずです(笑)
そもそも縮毛矯正委で乾湿の広がりは収まりません。
うすうすは感じられてる方もいらっしゃると思います。
はい、ではストレートパーマの目的は何?
アイロンや熱は使いませんが目的はパーマ施術をもとに戻したい
ボリュームダウンなどの目的が一般的です。
波状毛などは薬剤塗布後のプライミングでクセは取れます
もちろん季節的な寒暖、乾湿での広がりは直せません(笑)
じゃあどうするのか????
美容師さんのベースカットが重要なのが第一ですが
毎日のお手入れは意外に簡単なんです、普段からお客様にお伝えしてる
ドライヤーです。それだけですがそこが重要なんです。
正しい使い方するだけなんです。
それを知らないとケア剤にいくらお金をかけても
効果は実感できないのが現実なんです。
だからどれも一緒でしょと思われるんですが
それは違いますというお話しも
何度もお話ししてると言われましたので割愛します。(笑)
僕たち美容師がちゃんとカットしてうちに帰っても簡単に再現できる
スタイル作り、うちでのシャンプー~ドライヤーの正しい方法を
お伝えすればよいだけなんですけどね・・・。
おまけです、髪は120℃で変色270℃〜で溶けちゃいます。
逆に縮毛矯正の熱変性はケアをしないとダメージしやすく
逆に広がりの原因になります。
久しく美容師さんらしい記事書いた
宮津市の美容室 NAVY-hair 徳田でした。
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